遊び心の象徴とでも言うべきハミルトンのベンチュラの進化の系譜

アメリカを代表する時計ブランドがハリウッド時計で有名なハミルトン。



いろいろなブランチがあるが、遊び心溢れる傑作三角時計のベンチュラはあまりに有名。






１９５７年に世界初の電池式時計として登場して以来、今日に至るまで世界のファンを魅了し続けるトライアングルウォッチであることは否定できないはず。



直系の現行モデルが登場したのが１９８８年。







初代のベンチュラは7年間にわたり販売されたが一度販売を終了したのだが、再販を望む声は多く、初代のデザインを踏襲したモデルが今日に至るまで定番となっている。




2001年には待望のベンチュラクロノが登場した。






そして2008年にはベンチュラオートが登場した。





クォーツムーブメントだったベンチュラに待望の自動巻き機械式ムーブメントが投入された。

更に、ムーブメントが見えるように両面スケルトン仕様にしてファンを驚かせた。



2012年にはビックサイズのトレンドに合わせるごとくベンチュラXXLが登場した。






ケースサイズがそれまでの32.3ミリ、34.7ミリと比べると実に大きな46ミリに飛躍。


グラマラス且つセクシーなデザインにも見えないこともないが、実は195０年代から1960年代のアメ車を彷彿させるディテールをちりばめているところが憎い。



そして2015年にはベンチュラをこよなく愛したスーパースターであるプレスリーの生誕80周年記念モデルが出される運びとなった。







サイズはオリジナルとXXLとの中間ぐらいの大きさの42.5ミリ。

エッジの処理は今どきの立体感溢れるデザインで、サファイアクリスタルドームを採用。

裏スケ仕様で、80時間のパワーリザーブの自動巻き機械式。


腕時計史上スイスの名門ブランドも真似をすることがもはやタブーとなったデザインは永久に不滅だし、その中において進化し続けるベンチュラは否が応でもマニアの男心と遊び心をいつの時代もくすぐる時計。



映画の「メン・イン・ブラック」が世に出たのが1997年。



黒いスーツとベンチュラに魅了されたファンも多いはず。



どこまで進化し続けるかが楽しみなベンチュラです。



まさにアメリカの象徴とでも言うべき時計だと思います。



私もこのベンチュラのおかげで、すっかりハミルトンのファンにもなりました。

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